Tokyo Sweets Club 東京スイーツ倶楽部
6月定例会を終えて

2014年度初回の例会として一年に一度の総会を開催させて戴き 13年度並びに14年度の事業計画及び会計報告を行い 承認を戴きました。 また本年度も会員の皆さんとスイーツに関するイベントを通じて 親交を深めていきたいと考えますのでよろしくお願いします。
さて、今回は リリエンベルグの横溝シェフに登場願いました。横溝シェフは今年の二月にNHKプロフェッショナルに登場され それ以降お店にはお客様が連日の長蛇の列。そんなお忙しい中 わざわざわが倶楽部に登場戴け感謝感激です。例会において出品戴いた作品 全てが シェフの人となりが表現された 心優しい味わいに表現されている事に大変感動致しました。
当日のお話の中で特に感じたのは スイーツは一人で作り上げれる物ではない。故に 弟子の方々と共に協力して作り上げれる物である。だから 弟子であろうがその作り手の皆がハッピーでないと お客様にスイーツを通じてハッピーな心を伝えられない。この意識から 弟子の皆さんが長年お辞めにならないとか カップルが何組も誕生しているとか とても他のお店にはない特徴が 我々の今後の参考になりました。
スイーツの作品作りに テクニックも大切ですが 何より人との和の大切さを改めて知った一日でした。 横溝シェフ 本当にお忙しい中 おいで戴き有難うございました

東京スイーツ倶楽部

代表世話人

中村真也


【ジンジャエール】
【ジンジャエール】

今回のスタートを飾るのは、リリエンベルグのジンジャーシロップを炭酸水で割った、アルコールフリーのアペリティフ。徳島産の新ショウガを優しく煮込み、最後にレモンを絞ると、赤い茎の部分まで美しく発色するそうです。ピンクとゴールドから成る美しいレイヤーと、グラスの底から立ち上る細かい泡の組み合わせが、見た目にも涼やか。そして、円やかなシロップの甘さの中から絶妙なバランスで現れるショウガの清涼感は、憂鬱な梅雨の時期にもピッタリです。冬はホットでいただけば、一年中幸せな気分に!



【ラバルバーシュトルーデル】


【ラバルバーシュトルーデル】

季節の果物を主役にし、旬のお菓子を創りだす横溝シェフのシュトルーデルは、北海道産クリムソンルバーブの深紅が目に鮮やかな逸品です。薄いパイ生地から顔を出す、甘酸っぱさが特徴のルバーブと、香り高いパイナップルの存在感 ? 一見珍しいコンビネーションが、素朴なウィーン菓子の色とコクに華やかさを加えています。




【ミルヒ】

【ミルヒ】

中華の定番スイーツ・杏仁豆腐も、横溝シェフの繊細な技でエレガントな欧風プリンに変身!多治見のオリジナル陶器に納められた真っ白なプリンには、牛乳、生クリーム、砂糖に、寒天の一種であるアガを混ぜ込むことで、ゼラチンでは出せない清涼感が生み出されます。また、杏の種の中身を取り出し、ふやかし、漉すという丁寧な作業により、プリンの香りが繊細で上品な仕上がりに。食べ応えがあるのに口当たりが滑らかな「ミルヒ」は、杏仁豆腐とプリンの良さが見事に詰まった作品です。




【マンゴーパイ】
【マンゴーパイ】

大きくカットされ、色鮮やかなアップルマンゴーが目を引くこのスイーツは、フルーツタルトのパイバージョンです。フレッシュマンゴーの優しい甘さと、軽い食感カスタードクリーム、そして、周りをバターで包んだ逆さ折りパイ生地の極上のサクサク感を、一度に楽しむことができます。シンプルながらも大変贅沢なフルーツパイ!


【ゲバッケネケーゼトルテ】 【ゲバッケネケーゼトルテ】

ウィーン菓子で使われるクアルクというフレッシュチーズを、マスカルポーネチーズに置き換え焼き上げられた、フワフワの食感が印象的なチーズケーキです。甘さを控えた分、チーズの香りが十分に生かされた、飽きのこない味わい。長きに渡りお客様に喜んでいただけるお菓子を作り続けたいとおっしゃる横溝シェフの気持ちが伺えます。

【ザッハトルテ 生クリーム添え】
【ザッハトルテ 生クリーム添え】

遠い国のお菓子でも、私たちには馴染みの深いザッハトルテ。濃厚で重量感があり、ウィーン菓子と言えばザッハトルテという伝統的なケーキを、横溝シェフは、より軽やかで、毎日でも食べたくなるような一切れに進化させました。小麦粉、チョコレート、バター、卵、砂糖と、レシピは至ってシンプルですが、砂糖を粉糖に変えることで、口の中でとろけるようなフワフワの仕上がりになっています。リッチなチョコレートと、微かに感じる杏の酸味が良く似合います。


<文責 船越さやか>
2014年06月20日