Tokyo Sweets Club 東京スイーツ倶楽部
10月定例会を終えて

東京スイーツ倶楽部

代表世話人

中村真也


【アンリ・シャルパンティエ】
【アンリ・シャルパンティエ】

パーティーのオープニングを彩るケーキは、会場をご提供くださったアンリ・シャルパンティエ製の、ウェディングケーキのような絢爛豪華さ!たっぷりの生クリームで覆われたスポンジ生地の上には、数えきれないほどのカットフルーツと季節のマカロンがランダムにアレンジされた姿は、「食べる宝石」のような感動を与えてくれます。そして、日本人がこよなく愛するショートケーキの味にも、スイーツを祝う気分が高まります。



【ベルグの4月(山本 次夫シェフ)】

【ベルグの4月(山本 次夫シェフ)】

【ベルグの4月(山本 次夫シェフ)】

専用のオーブンで焼き上げた特別なバームクーヘン「ガトー・ア・ラ・ブロッシュ」。豪華なデコレーションこそされていませんが、ピレネー山脈の壮大さやゴツゴツとした岩肌を連想させる外見により、十分な存在感を持った焼き菓子です。カリッとした外側とは対照的に、内側は焦がしバターが香るモチモチとした食感となっており、フランス・ガスコーニュ地方の伝統菓子らしく、食べるごとにホッする味わい。




【ミキモト ラウンジ(横田 秀雄シェフ)】

【ミキモト ラウンジ(横田 秀雄シェフ)】

【ミキモト ラウンジ(横田 秀雄シェフ)】

これまで当会でも4回に渡り、銀座「MIKIMOTO LOUNGE」にて新作など数々の作品をご紹介いただいている横田シェフ。100回記念のこの日、シェフ自ら切り分けお持ちくださったのはマロンタルトです。パウダーシュガーで上品に仕上げられたバタースポンジの中から、季節感溢れる栗が顔を出します。その優しい甘さは、どこか懐かしく、飽きのこない美味しさで、一口食べるごとに幸せな気分が募る、まるでケーキの原点のような逸品。




【アテスウェイ(川村 秀樹シェフ)】
【アテスウェイ(川村 秀樹シェフ)】

今回、パーティーにはご参加いただけなかった川村シェフですが、ホールケーキのトップには、シックなアラザンで縁取られた祝・100回記念のメッセージプレート。そして、ピスタチオカラーのイエローグリーンと様々なベリー類の赤とのコントラストが目を引く鮮やかな色合わせは、華やかなパーティームードに相応しいだけでなく、川村シェフが育った新潟の自然、修行時代の東京、フランス・ブルターニュ地方の潮風など、人生での豊かな経験自体が、ビジュアルで蘇ったようにも感じられます。

【帝国ホテル(望月 宗次朗シェフ)】 【帝国ホテル(望月 宗次朗シェフ)】

全体的に赤でまとめられエレガンスとパッションを併せ持つケーキのトップには、さりげなく「100」とプリンとされた粋な計らいが!大人っぽくモダンな雰囲気を醸すケーキですが、幾重にも渡るクリーム部分に敢えてバタークリームを使うことで味に深みが増し、新鮮な印象になっています。

【アステリスク(和泉 光一シェフ)】 【アステリスク(和泉 光一シェフ)】
【アステリスク(和泉 光一シェフ)】

今回も黒のソフトハットを着こなされ、颯爽と登場された和泉シェフからは、雪のようなクランブルで覆われた、クリスマスケーキのように美しい作品をご提供いただきました。季節や産地に拘ってセレクトされたフルーツや存在感のあるマカロン、そしてハート型チョコレートの組み合わせは、女子だけでなく男子も魅了するデコレーションケーキの王道!

【マテリエル(林 正明シェフ)】 【マテリエル(林 正明シェフ)】

笑顔が素敵な林シェフの、大きなメッセージプレートで飾られたお祝いケーキは、やはり食べる人を笑顔にするような爽やかな色合わせです。ピスタチオ入りの濃厚なムースに、リキュールの利いたダークチェリーのほろ苦さと、ベリーの甘酸っぱさが、程良いアクセントに。特別な日だけでなく、深まる秋の夜長に、丁寧に入れたコーヒーと共に、ゆっくり味わいながらいただきたいケーキのひとつです。

【ペニンシュラホテル(野嶋 茂シェフ)】 【ペニンシュラホテル(野嶋 茂シェフ)】

沢山のケーキを目の前にすると、華やかさの演出法はシェフの個性それぞれであることに、改めて気付かされます。チョコレートが贅沢に使用されたラウンドケーキは、滑らかなホイップクリーム、香ばしいナッツや艶やかなベリーで飾られ、食感の違いも楽しめる仕上がりになっています。ファッションで言えば、着るのは簡単でも、着こなすのは挑戦!のような、「黒」という究極のお洒落色で大人のケーキを見事に形にされたシェフに脱帽です。



【Toshi Yoroizuka(鎧塚 俊彦シェフ)】
【Toshi Yoroizuka(鎧塚 俊彦シェフ)】

数々のパティシエにご出席いただき、記念イベントが盛り上がっている最中に、なんと鎧塚シェフがサプライズ出演!時代を遡ること7年前、2006年に当倶楽部例会のゲストとして、初めてご登場いただいた鎧塚シェフは、翌年のクリスマスパーティーでも特製ケーキをご提供いただいただけでなく、当会員のウェディングケーキもご作成いただくなど、歴史あるご交流をさせていただいています。




【並木 麻輝子先生】
【並木 麻輝子先生】

フードジャーナリストの並木先生は、当倶楽部の設立当初から大変お世話になっており、毎回、スイーツだけでなく食全般に精通されたトークを通して、例会参加者の知識に深みを与えてくださる、スパイスのような存在です。今回は、スリムなお姿ながらもパワフルに活動されている並木先生に、今までの感謝の気持ちを込めて、深紅の花束を贈呈させていただきました。


【エコールクリオロ(サントス・アントワーヌシェフ)】 【エコールクリオロ(サントス・アントワーヌシェフ)】

フランス人シェフ、サントス氏からは、大きなピンク色の飴細工が贈られました。繊細な技術で形にされるリボンは、瑞々しく、ドレープを持つ上質でシルクのような輝きを放ちます。100回記念という、この特別な時間が色鮮やかな記憶として心に残るように、ずっと飾っておきたくなる作品です。



【ビゴ東京(藤森 二郎シェフ)】
【ビゴ東京(藤森 二郎シェフ)】

ブーランジェとしての腕はさることながら、いつも絶妙な会話で参加者を沸かせてくださる藤森シェフからは、フレンチバゲットのプレゼントです!小麦粉を使用しても、ケーキとは全く違う姿に形を変えるパン。シェフの魔法で、外の皮はパリッと、中はモッチリとした歯ごたえ、それでいて軽い口当たりを持つバゲットは、宵にいただくのも最高です。


 


<文責 船越さやか>
2013年10月24日