Tokyo Sweets Club 東京スイーツ倶楽部
12月クリスマス会を終えて

2012年度のクリスマスケーキ特集の会を12月23日に会員のメンバーと賑々しく開催させて戴きました。 このクリスマスケーキを10種類以上食べ比べる会も今年で10年を迎え毎年恒例行事にさせて戴いていますが、正直この10種類を選定するのにひと苦労しております。 数あるお店の中での選定でしたが、今回は以下のコメントにあるケーキをご用意させて戴き、その上で あのイデミ・スギノの作品も同時に味わう事が出来ました事をご報告させて戴きます。 また、同時に、今回の予約・注文・作品のピックアップと色々お手伝い戴けた関係者の皆さんに改めて感謝致します。 それでは、今回食させて戴いたケーキをご紹介致します。

 

 

東京スイーツ倶楽部

代表世話人

中村真也


 




【パティスリー パリセヴェイユ】ル・ボネ


【パティスリー パリセヴェイユ】ル・ボネ

自由が丘・金子シェフの名店からは、「毛糸の帽子」をイメージしたクリスマスケーキの登場です。フワフワの帽子には、複雑な食感を生み出すムースショコラ、チェリーのコンフィチュール、ヘーゼルナッツのプラリネなどが、ぎっしり詰められて、一度に何種類ものケーキをいただいているような、ご馳走気分にさせてくれます。クリスマス前に、皆の口へと運ばれるエディブル・ハット。。。今年のサンタクロースは風邪を引かなかったでしょうか!?




【アンリ・シャルパンティエ】エトワール

【アンリ・シャルパンティエ】エトワール

聖なる夜空に輝く数々の星たちが、今年はスイーツの世界に集い、香り高いクリスマスケーキの主役になりました。幾重にも重ねられたチョコレートクリームのシックな色合い、全体的に抑えられた甘さ、滑らかな口当たりなど、エレガントな特徴でまとめられたラウンドケーキは、大人のパーティーにぴったりです。




【パティスリー アカシエ】ソレイユ・ノエル

【パティスリー アカシエ】ソレイユ・ノエル

ケーキのトップに鎮座する深紅ポインセチアが印象的な、興野シェフによるクリスマスケーキは、フランスの伝統菓子、ガレット・デ・ロワをラム酒の利いたアーモンドクリームの生ケーキで表現されたそうです。オレンジフラワーウォーターを加えることで、チョコレートの風味が華やかになり、寒さに凍える冬の日でも気分がソレイユに。今回の例会の人気No.2でした!




【マテリエル】シャンティ・フレーズ
【マテリエル】シャンティ・フレーズ

林シェフの作品からは、ショートケーキタイプが選ばれました。生クリームとイチゴを、たっぷりと使用したケーキは贅沢だけれど、どこか懐かしくもあり、食べていると温かな気持ちになります。そして、シェフの技で焼き上げられるフワフワで羽のようなスポンジ生地が、世代を問わず愛されるケーキを、一層魅力的なレベルに引き上げています。


【アステリスク】ノエル・オランジュ 【アステリスク】ノエル・オランジュ

キャラメル色のトップに、雪を模したかのような大きなマカロンが3つデコレーションされた和泉シェフのチョコレートケーキ。星を掲げるサンタクロースとほほ笑むトナカイのマジパンで、見た目も可愛らしく演出されています。オレンジとホワイトチョコレートのムース、その間に挟まれたナッツとほろ苦いオレンジピール入りのクリームが、口の中で見事に融合します。

【エーグル・ドゥース】フォレノワール・アラピスターシュ 【エーグル・ドゥース】フォレノワール・アラピスターシュ

仏ルレ・デセールの会員として認められた、わずか4人の東洋人会員の一人である寺井シェフは、ドイツ生まれのチョコレートケーキをベースとして、クリスマスの季節感を創出するために個性的な食材を使われました。ベリーで彩られたプッシュドノエル型のケーキから、ほのかに香るピスタチオムースのコクと、甘酸っぱいベリーのバランスが絶妙!

【アテスウェイ】マロン・バニーユ 【アテスウェイ】マロン・バニーユ

栗を思う存分楽しめるのは、モンブランだけじゃない!と思わせてくれる川村シェフ作のクリスマスギフトは、今回の一番人気でした!マロンクリームの上に品良く飾られたマロングラッセの艶やかさ、柊型のチョコレート、そしてクリスマスベルにより、定番のモンブランが、豪華なシーズナルスイーツにアップグレード。ロールケーキの中に詰められたバニラの風味豊かなカスタードムースが、栗のコクを優しく包みます。

【パティスリー・カーヴァンソン】シャンティ・フレーズ 【パティスリー・カーヴァンソン】シャンティ・フレーズ

シャンティ・クリームたっぷりの女性シェフ石井氏による作品は、イチゴとのシンプルな組み合わせながらも、スポンジ生地4層仕立てという豪華なもの。スポンジとクリーム共に非常に軽い口当たりで、食べやすさは抜群、今回の人気No.3に。。。ショートケーキは永遠に不滅です!

【パティスリー・パリセヴェイユ】ル・ビジュー 【パティスリー・パリセヴェイユ】ル・ビジュー

全体が茶系でまとめられ、チョコレートソースによるデコレーションが、ジャクソンポロックの絵画をイメージさせる独創的なクリスマスケーキは、金子シェフ一押しの作品です。濃厚なチョコレート、コーヒームース、ラムレーズンの微妙な違いのほろ苦さが次々と口の中で広がる、大人向けのお洒落なクリスマスケーキ。

【ピエール・エルメ】アントルメ・サラ 【ピエール・エルメ】アントルメ・サラ

黄緑色で覆われたケーキ生地と、トップに飾られた色鮮やかなチョコレート板が、まず目を引くエルメ氏のクリスマスワールド。抹茶のフレッシュな香りと濃厚なマロンクリームのコンビネーションに終わらせず、パッションフルーツのビビッドな色と甘酸っぱさをプラスするという斬新な試みで、気分は瞬く間に漆黒の寒空から南国へと変化します!

【イデミ・スギノ】リース型の焼き菓子 【イデミ・スギノ】リース型の焼き菓子

ケーキ10種類をいただいた後に、「ビッグなおまけ」として運ばれてきたのは、杉野シェフの焼き菓子です。生菓子のような見た目の派手さこそありませんが、アプリコット、マンゴー、イチジクなどのドライフルーツで彩られた芳醇なリースは、テーブルを上品に飾ります。イギリスの伝統菓子、クリスマス・プディングを思い出させる、ナッツやフルーツをふんだんに混ぜ込んだ一切れは、上等のコーヒーと共に少しずつ頂きたい重厚な味わい。



 

 

<文責 船越さやか>

2013年01月23日