Tokyo Sweets Club 東京スイーツ倶楽部
6月定例会を終えて

林 正明シェフと林 正明シェフと


7月2日 土曜日に 今回は曙橋にある アイカフェにて、板橋区大山にあるマテリエルの林 正明シェフをお招きしての例会を開催致しました。林シェフからは 自力でコンクールにチャレンジされ、世界大会の2位まで登りつめられました。しかし、目指すてっぺんはまだ先にあるという闘志を持たれている素晴らしいシェフでいらっしゃいました。そんな中、林シェフの夢は ひとりでも多くの方々に 自らの作品を食して頂けるよう日夜努力し続けることだそうです。今回 戴いた作品はどれも林シェフの想いを形にした物で戴く度に 何かとってもハッピーな気持ちになれたのも 林マジックのひとつなのかもしれません。是非 これからも ひとりでも多くの方の心をハッピーにさせるスイーツを作り続けて下さい。我々 倶楽部一同で応援致しております。

ラベイユ ■ラベイユ

とても綺麗なオレンジ色のケーキです。外側はオレンジの花から採取したはちみつを使ったムース、上にはオレンジのマリネがのせられています。アールグレーのガナシュがアクセントとなり、そして オレンジの酸味がさっぱりとした美味しさです。シェフがルクサルド・グラン・プレミーオコンクール出品の思い入れの高いガトーとおっしゃるだけあって、 見た目にも美しく味も繊細な目を引く作品です。

モンブラン ■モンブラン

熊本の和栗を使用して、全体を生クリームベースでやわらかく、ミルク感の濃いモンブランです。 中にも煮た栗が入っていて、栗のホクホクした本来の味わいが感じられます。また、トッピング されたアーモンド風味のメレンゲのサクサクの食感が、全体のクリーミーさと交わった時、言葉に 出来ない美味しさです。今までとは一味も二味も違った、新しいモンブランに出会えた瞬間、 一番人気も納得の味わいです。

フロマージュ ■フロマージュ

外側はクリームチーズ、中はフロマージュブランにレモンで香りづけ、下にクッキー地と食感のコントラストを感じられます。レモンの皮の酸味が爽やかで、空気感のある軽い味わい、スーと口の中で溶けていくような美味しさです。チーズケーキでありながら、これほどの爽やかさを感じられる作品はあまりないと思います。

サンマルク・キャラメル ■サンマルク・キャラメル

フランス伝統菓子をアレンジした現代風のサンマルクです。上からココナッツのクリーム、苦みのきいた焦がしたキャラメル、下にサクッとした生地、そして表面は砂糖でカリッとした食感になっています。口に入れた時、ココナッツのミルク感とキャラメルの苦みがポイントとなった、空気をふくんだフワッと軽く食べられるケーキは、大人の味わいです。

モデルヌ ■モデルヌ

なめらかなチョコレートのムース、ヘーゼルナッツ、キャラメルの組み合わせにレモンが香り、トッピングされたチョコレートの苦みがバランスの良いケーキです。 全体になめらかさを重視して作られた作品で、国内コンクールのデギュスタシオン(味覚審査)優勝作品というだけあって、とても複雑な味わいを楽しめます。

冷たいプティ・アシェット・デセール 冷デセール制作中林シェフ
■冷たいプティ・アシェット・デセール

アイスケーキです。さっぱりとした一口サイズの皿盛りデザートで、シェフが直接お皿に盛り付けて下さいました。ココナッツのミルクアイス、フランボワーズのジュレ、パイナップルのシャーベット、バニラアイス、そしてマンゴのソースにココナッツ風味のメレンゲが添えられています。バニラアイスには卵黄が倍量使われているそうで、とても濃厚な味わいですが、パイナップルの酸味、フランボワーズの甘酸っぱさがとても清涼感をだしている、夏ならではの美味しさです。

 

とてもお話上手で、コンクールに挑戦される等、チャレンジ精神旺盛のシャフ、楽しいお話をたくさん聞かせていただきました。 そのチャレンジ精神旺盛なところが、作品にも表れるのでしょう。どの作品も見た目はシンプルですが、味の複雑さに驚きと 感動を覚えます。




文責:谷口 雅子

2011年07月07日